個性きらめく子育て日和 - 赤ちゃんの予防接種いつから？どう進める？新米ママのための安心ヒント

赤ちゃんの予防接種いつから？どう進める？新米ママのための安心ヒント

Tags: 予防接種, 赤ちゃん, 育児, 新米ママ, 健康

初めての赤ちゃんと向き合う日々、毎日が新しい発見と同時に、ちょっぴり不安になることもありますよね。赤ちゃんの健やかな成長のために大切な「予防接種」についても、「いつから始まるの？」「何をどうすればいいの？」と、気になることや心配なことがあるかもしれません。

私も初めての育児では、予防接種のスケジュールを見て頭がぐるぐる…なんて経験があります。この記事では、新米ママさんが予防接種について少しでも安心して進められるよう、知っておきたい基本的な情報や進め方のヒントをお伝えします。

予防接種は、赤ちゃんがかかると重症化する恐れのある感染症から、体を守るためにとても大切です。あらかじめ病原体のごく一部や、病原体の力を弱めたものを体に入れることで、その病気に対する免疫をつけます。

予防接種は、赤ちゃんが生後2ヶ月頃から始まります。最初の頃は複数のワクチンを同時に接種することが多く、その後も年齢に応じて様々な種類の接種が続きます。

予防接種には、国が接種を推奨している「定期接種」と、希望する人が受ける「任意接種」があります。定期接種は多くの自治体で費用が公費で負担されます。

予防接種の種類やスケジュールは、自治体から届く予診票や案内に詳しく書かれていますので、必ず確認してください。かかりつけの小児科医に相談して、赤ちゃんに合ったスケジュールを立てることも大切です。

予防接種を進めるには、いくつかのステップがあります。

接種当日は、赤ちゃんの体調を一番に考えましょう。

接種前: 赤ちゃんの体温を測り、体調に変化がないかよく観察します。熱があったり、体調が悪そうな場合は、無理せず予約を変更することも検討してください。
病院で: 受付を済ませ、待合室で待ちます。問診では、記入した予診票をもとに医師が赤ちゃんの体調を確認します。気になることがあれば、遠慮なく質問しましょう。
接種後: 接種後30分程度は、病院で様子を観察します。急な副反応が起こることがまれにあるためです。異常がなければ帰宅できますが、帰宅後も赤ちゃんの様子をよく観察してください。

予防接種を受けた後、熱が出たり、接種した場所が赤くなったり腫れたりすることがあります。これらは「副反応」と呼ばれるもので、多くは一時的なものです。

よくある副反応: 発熱、接種部位の赤み・腫れ・しこり、機嫌が悪くなるなど。
対処法: 発熱の場合は、脇の下や首などを冷やしてあげると楽になることがあります。水分補給も大切です。接種部位の赤みや腫れは、冷やしても良いですが、強くこすったり押したりしないようにします。
受診の目安: 高い熱が続く、けいれんがある、呼吸がおかしいなど、いつもと違う様子が見られたり、心配な症状がある場合は、すぐに医療機関に相談しましょう。

副反応が出ると心配になるかもしれませんが、多くの場合は心配いりません。ただし、少しでも不安に感じたら、迷わずかかりつけ医や看護師さんに相談してください。

予防接種のスケジュールは、あくまでも目安です。赤ちゃんの体調や、他のきょうだいの病気などで、予定通りに進まないこともあります。

「予定がずれてしまった…」「他の子より遅れてるかも…」と心配になる必要はありません。遅れてしまっても、医師と相談しながら無理のない範囲で調整することができます。完璧にこなすことよりも、赤ちゃんの体調を第一に考えて進めることが大切です。

予防接種は、子育ての中で「やらなきゃいけないこと」の一つとして、ちょっぴり負担に感じることもあるかもしれません。でも、これは大切な赤ちゃんを病気から守るための一歩です。一つずつ、できることから進めていきましょう。

赤ちゃんの予防接種は、種類も多くスケジュール管理も少し大変に感じるかもしれません。でも、それは初めてのことだから、そして大切なお子さんのことだからこそ、心配になるのは当たり前のことです。

一人で抱え込まず、かかりつけ医や自治体の窓口に気軽に相談してみてくださいね。そして、今日まで一生懸命育児と向き合ってきた自分自身を、どうぞたくさん褒めてあげてください。

どんなスタイルでも、一生懸命なあなたの育児は素晴らしいものです。これからも、ポジティブな気持ちで子育てを楽しめるヒントを一緒に探していきましょう。